初学者ではありましたが、カラーコーディネーターのアドバンスクラスを独学、一発合格できたので、その勉強方法とIBT方式の体験談を今回ご紹介します。
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カラーコーディネーター資格のおさらい
カラーコーディネーター資格とは、東京商工会議所が認定している公的資格で、「スタンダードクラス」と「アドバンスクラス」の二つのクラスがります。
- 学習基準・・・日常から見た色彩に関する基礎的な知識について理解している。(生活と色の効用・色を自在に操る方法など)
スタンダードクラスは日常の色の使い方、見え方を学んでいくイメージです。
- 学習基準・・・スタンダードクラスの知識に加え、ビジネスにおける色彩の活用事例など幅広い知識を有している。(メイクアップ製品の色彩の特徴と実務・インテリア製品のカラーコーディネーションなど)
スタンダードクラスの上位資格がアドバンスクラスです。
このため、試験内容もスタンダードクラスの内容を理解したうえで、より実践的・商業的な内容になっています。
受験資格 | 無し |
試験期間 | 第56回(2024年)【試験期間】 6月21日(金)~ 7月8日(月) 第57回(2024年)【試験期間】 10月25 日(金)~ 11月11日(月) |
申込期間 | 第56回(2024年) 【申込期間】 5月17日(金)10:00 ~ 5月28日(火)18:00 第57回(2024年) 【申込期間】 9月20日(金)10:00 ~ 10月1日(火)18:00 |
受験料 | 【アドバンスクラス】7,700円(IBT方式) 【スタンダードクラス】5,500円(IBT方式) ※IBT方式:受験者自身のパソコン・インターネット環境を利用し、受験する試験方式。 ※試験会場にいくCBT方式にすると、それぞれ追加で、2,200円かかります。 |
試験形式・時間 | 多肢選択式・90分 |
合格ライン | 100点満点中、70点以上 |
IBT試験での選択できる受験時間 | ①10:00~11:45、②13:00~15:45、③17:00~19:00まで、各回15分毎に選択可能(申込先着順) |
実際にIBT方式で受験したので、実際にどんな部屋で受験したかも後ほどご紹介します。
今回使ったテキストはこちら
今回使ったのは、ナツメ社のスピード合格! カラーコーディネーター【スタンダードクラス】テキスト&問題集と
スピード合格! カラーコーディネーター【アドバンスクラス】テキスト&問題集です。
今回受験したのはアドバンスクラスのみなのですが、初学者だったので、スタンダードクラスの内容から学びました。
もちろん、公式テキストともあり、それで勉強しようかとも思ったのですが、お値段が全然違います!!
私が選んだ市販のテキストの場合、スタンダードクラスで定価1,760円、アドバンスクラスで2,970円なのですが、公式テキストの場合、スタンダードクラス3,410円、アドバンスクラスで5,830円となかなかのお値段差です・・・(2024年1月23日)
ちなみに、公式テキストと今回使ったテキストを少し比べてみると、
ページ数 | 価格 | |
---|---|---|
公式テキスト | 200P | 3,410円 |
スピード合格! カラーコーディネーター【スタンダードクラス】 | 240p | 1,760円 |
ページ数 | 価格 | |
---|---|---|
公式テキスト | 404p | 5,830円 |
スピード合格! カラーコーディネーター【アドバンスクラス】 | 416p | 2,970円 |
今回は、結構なお値段差があったのと、色々と口コミを調べてみると、公式テキストでは分かりにくいというのが多かったので、市販のテキストを使用することにしました。
ページ数もさほど変わらず、市販テキストには問題も載っているので、その分学ぶことが少ないかも?と心配になりましたが、さすが、カラーコーディネーター資格の市販参考書として生き残っているだけあり、無事に合格することができました。
もちろん、試験範囲全てを網羅しているのは、公式の参考書なので、心配な方は公式の参考書で学ばれたらいいと思います。
勉強時間と勉強の進め方
合格者の一般的な勉強時間は?
まず、どれくらい勉強すれば合格できるか気になりますよね。
東京商工会議所のカラーコーディネーター資格のサイト上では、合格者の方に聞きました!ということで、大体の勉強期間と勉強時間を公表してくれています。
\\勉強期間//
勉強期間 | スタンダードクラス | アドバンスクラス |
---|---|---|
1か月未満 | 32.9% | 30.8% |
1~2か月 | 36.8% | 29.8% |
2~3か月 | 16.9% | 20.2% |
3~4か月 | 7.2% | 8.7% |
4~5か月 | 2.9% | 4.8% |
5か月以上 | 3.3% | 5.8% |
勉強期間の目安としては1~2か月くらいなんですね。
\\1日当たりの勉強時間//
1日当たり勉強時間 | スタンダードクラス | アドバンスクラス |
---|---|---|
30分未満 | 17.3% | 12.5% |
30分~1時間 | 41.0% | 35.6% |
1~2時間 | 30.0% | 38.5% |
2~3時間 | 9.8% | 7.7% |
3時間以上 | 2.0% | 5.8% |
勉強時間としては、一日1~2時間くらいが目安ですね。
トータルの勉強時間としては、あらかじめの知識量や、経験にもよりますが、大体50時間~100時間くらいが目安になりそうですね。
ちなみに私の勉強時間はこちらです。
勉強開始日は5月30日。受験日はIBT方式で7月4日です。⇒勉強期間は約1か月
平日は20~30分、休日は2~3時間くらい勉強をしていました。⇒トータル勉強時間は約40時間
一発で合格はしましたが、テストを受けているときは、もっと勉強しておけばよかった~と後悔しながら受けていたので、準備しておくことに越したことはないです。
私の勉強法
カラーについては、初学者でしたので、約2週間をかけてスタンダードクラスのテキストを使い学びました。
その後残りの時間をアドバンスクラスの勉強に当てました。
5月30日~6月17日 主にスタンダードクラスのテキストを使用
6月18日~試験当日 主にアドバンスクラスのテキストを使用
少しでも参考になれば嬉しいです。
蛍光マーカー1本(好きな色でどうぞ)
青色のボールペン1本
前日読んだ箇所を5~10分でサラッと流し読みをする。
(イメージは前日読んだ時間の三分の一から四分の一くらいを目安に読み返す)
この時は、テキストの強調されているところを中心に読み返すだけです。
テキストの強調されているところなので、時間はさほどかからないです。
読み返して復習したら、次のテキスト部分を読み進めていきます。
皆さん、よくご存じのように、いくらインプットしても、訓練しないと実践では使えないのでアウトプットは必須です。
必ず練習問題は解いていきました。
一つの章が読み終わるたびに、練習問題がついているので、テキストのページ通りに問題を解いて、ここで間違えたところに該当するテキスト部分にマーカーを引いていきました。
次に復習するときに、短期間で自分の分からないところを攻略したかったので、ここでようやくマーカーの登場にしています。
テキストを読むインプット時に重要なところにマーカーを引いても良いのですが、そもそも重要な部分にはあらかじめ、太字印刷、赤文字印刷がしてあり分かるようになっているので、自分の分かっていない部分に印を付けるほうが、復習時効率よくできると考えています。
ここで使うのは蛍光マーカーのみです。
前日間違った問題を再び解きます。
この時、正解すれば良いのですが、再び間違った場合、該当のテキスト部分を、前日使った蛍光マーカーではなく、青いボールペンで線を引くかキーワードを、丸で囲みました。
同じ蛍光マーカーを使う場合、初回に間違えたときは下線、二回間違えたら全面マーカーと、何回間違えたか分かるように自分の中でルール決めをして使う方法もあります。
勉強の流れとしては、このステップ2~4を繰り返していき、スタンダードクラスのテキストを一周させました。
その後、アドバンスクラスも同じようにこのステップを繰り返し、一周させました。
スタンダードテキストは基礎固めの意味で用いていたので、1周だけさせ、アドバンスクラスのテキストのみ2週目をしています。
アドバンスクラスのテキスト2週目は、練習問題や巻末問題で苦手だと思った章を中心に復習しました。
勉強の流れとしては、ステップ2~4を繰り返すイメージです。
1周目はステップ2で太字、赤字を中心に復習していましたが、それに加えてマーカーのところも読み返しました。
その後は、その章の練習問題を全て解き、間違えたらステップ3と同じようにマーカーを引きました。
全ての章について、赤字や太字、マーカー部分を中心に読み返し、間違ってしまった箇所の問題を解きなおして試験に備えました。
- お初にお目にかかりますという問題というより、実践としてのカラーを問われたときに、インテリアの写真を見てその色遣いの説明が分かるか?という問題が難しく感じました。
- 暗記系のものは、明らかに間違いなものも選択肢にあるので、どちらかというと実践問題が難しく感じました。
- 公式テキストには、インテリア例が多く載っているようなので、心配な方は公式テキストもありかと思いましたが、市販のテキストをしっかりやりこむことで合格は可能だと思いました。
自宅で受けるIBT方式ってどんな感じ?(体験談)
詳しくは、公式ホームページに書いてあるので、気になるであろうところをご紹介しますね。
部屋の状況
まず、お部屋の状況なのですが、カンニングを疑われないように、机近くの横の棚など、ごちゃごちゃしたものは、タオルで隠しておきました。
以下の写真は再現した様子です。
また、窓はカーテンを閉め、明かりが入って画面が見にくくならないようにしました。
リビングで受けたのですが、机の近くは綺麗にしていたのですが、キッチンも映り、綺麗にしていなくてちょっと恥ずかしかったです。
疑われるかどうかに関係なく、広範囲隠しておく方がいいかもです・・・
机の上
机の上に置けるのは、本人確認書類と、スマートフォンもしくは鏡(試験開始時には見えないところに置く必要あり)、郵送されてきたカラーチャートです。
もちろんマウスも置いておきます。
カメラはどうした?
ノートパソコンの内部カメラでもOKなのですが、ノートパソコンが古く対応できるか不安だったため、普段テレビ代わりの画面に外部カメラを付けて対応しました。
取り外し可能なカメラだったので、取り外して、画面に付箋が張ってないこと、部屋の周りをそのカメラをもってゆっくり一周して、怪しいところがないことを確認してもらいました。
受験の様子
試験監督の方が、とても丁寧に説明してくださるので、心配はいらなかったです。
試験前に、複数の画面が開かれていないか?などの確認もされるのですが、機械音痴の私でもどのキーボードを押せばいいか分かりません、というと丁寧に教えてくださり、何とかなったので、分からなければ、取り合えず今の状況を説明して、困っていることを伝えればOKです。
カラーが分かると世界の色の見方が変わってきて楽しくなったりしてきます。
お読みいただいた、皆様が合格されることを祈っています。
最後に・カラーコーディネーターの通信講座に頼るのもあり
実は私も、独学にしようか通信講座を受講しようかとっても迷いました。
資格取得に有名なユーキャンや、資格のキャリカレなど、8社をしらべたのですが、カラーコーディネーター資格に対応している通信講座があるのは、なんと、資格のキャリカレのみ!!
ということで、通信講座を考えていらっしゃる方は、資格のキャリカレで資料請求してみてくださいね。
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