↑こちらの記事では、もりのしいたけ農園を実際に3回まで栽培した様子、栽培キットが食育におすすめな理由をご紹介しています。
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娘の食育として、今までにしいたけ栽培キットを6回も購入している我が家。
今回、しいたけが苦手なお子さんや、大好きなお子さんにも食育としておすすめななので、栽培の様子を詳しくご紹介したいと思います。
子供のためと言いつつ、親がドハマリしているよね(笑)
にょきにょき育つの楽しいよー♪
今回紹介するのは、「もりのしいたけ農園」です。
きくらげ栽培キットも挑戦したよ。
しいたけ栽培キットが食育におすすめな理由
いきなりですが、しいたけ栽培がお子さんの食育におすすめな理由を簡単にご紹介します。
- 短期間でにょきにょき伸びる(1周間〜2周間)⇒ 飽き性でも飽きる前に収穫できる
- お世話は霧吹きだけ ⇒ 忘れてもすぐに枯れない
- 原木栽培と違い匂いがマイルド(ほとんどしない)⇒匂いが苦手な人でもOK
- 年間を通して育てられる(初夏から秋までは温度管理必要)
しいたけ栽培キットは、届いてすぐに栽培を始め、みるみるうちに成長が見られます。
なので、飽き性の方でも、飽きる前に収穫できてしまいます!!!
しかも、お世話も、1日1回霧吹き&空気の入れ替えをしてあげればいいという簡便さです。
届いた菌床が良かっただけかもしれませんが、霧吹きも数日に一回、もしくはほとんどしていないときでも結構な量を収穫できたので、ズボラさんでも育てやすいと思います。
それに加え、栽培キットは、菌床栽培なので、原木特有の香り(その香りが好きな人からすると物足りないのですが・・・)がないので、匂いが苦手な方でも食べやすいです。
ちなみに、現在流通しているしいたけのうち、原木栽培:5,396トン(7.7%)、菌床栽培:6万4,884トン(92.3%)なので、スーパーで並んでいる多くは菌床栽培です。(原木栽培のしいたけは、干ししいたけとして売られていることが多いです。)
では、お待たせしました、どのように育っていくかのご紹介です。
もりのしいたけ農園の栽培記録
栽培開始
12月10日夕方に到着しました。
我が家ではおなじみの箱です。
現在はパッケージがリニューアルされておしゃれな箱になってるよ。
こちらの箱を開けますと、ブロックがどーんと入っており、栽培袋と、取説が入っています。
届いた時点で少し発芽していたりするのですが、気にせずこの袋を優しく破り、説明書に書いてあるとおりに水道でカスを流し、栽培袋に入れれば、栽培スタートになります。
夏期(6月末~9月末頃)は、流水で洗った後、氷水などに30分程度浸けておくと発生し易くなるそうです。(もりの産業きのこ栽培塾より)
簡単に始められるよ♪
成長記録(1回目)
日に日に成長するしいたけ、写真を見るだけでも楽しいです。
12月11日(1日目)
栽培開始から15時間後くらいです。
同日夜に写真を取ると・・・
一日で小さいしいたけの赤ちゃんがぽこぽこたくさん出てきました。
これなら飽き性なお子さんでも、目に見えてすぐ成長するので、楽しいですよね。
12月12日(2日目)
開始から二日後で、昨日の夜よりもしいたけが伸びてきました。
夜に確認すると、全体的に盛り上がって出てきました!!
これぐらいの時に、間引きをしてあげると、一つ一つが大きな椎茸に成長します。
今回は間引きせずに続けました。
12月13日(3日目)
上から見ると全体的に出ているのがわかりますね。
夜に確認するとみっちり生えてきていて結構苦しそう。。。
そろそろ収穫時です。
12月14日(4日目)
みっちみちに生えてきていて、傘も開き始めてきたので、収穫しました。
菌床ブロックを傷めないように、ハサミなどで、根本から優しく収穫するのが理想ですが、ポロッと手でとれるので、小さなお子さんでも収穫できます。
しかも少々ブロックごと抜いても、2回めもできる丈夫さです。
収穫楽しいよー♪
この日収穫できた量は、こちらです。
この日の収穫量は赤ちゃんのしいたけも含めて40個、182グラムです。
そこそこ収穫できましたが、まだまだ栽培は続きます
12月15日(5日目)
収穫した翌日、ブロックはボコボコしてますが、しいたけは元気に育っています。
この日も収穫をします。
この日の収穫量は、38個213グラムでした。
12月16日(6日目)
昨日沢山収穫できたのですが、まだ小さいものは収穫を翌日に持ち越したところ、少し大きくなりすぎてしまいました。
収穫の理想は傘が開ききっていない状態です。
この日の収穫総量は赤ちゃんしいたけを含めて、26個110グラムです。
これで、とりあえず生えていたしいたけはすべて収穫し終えました。
気になる栽培初日からの総量は、なんと104個505グラムです!!
スーパーでしいたけを購入すると、だいたい100グラム150円〜170円前後で売られているそうなので(総務省統計局)約750〜850円分の収穫です。
我が家の利用する宅配スーパーであれば、もう少し高いので、500gで1,000円分収穫できたことになります。
通常であれば、しいたけをすべて取り終えたあと、2周間〜3週間ほどの休眠期間があります。
そして、浸水作業などを経てきのこが発生するのですが、今回はこの数日後何もせずに生えてきたので、これもとりあえず1回目の続きということでご紹介します。
12月23日(13日目)
気づいたら生えていたしいたけ達です。
この日はいい感じに育ったしいたけ4個の収穫で43グラムでした。
12月25日(15日目)
24日に収穫する予定が、クリスマスイブということで忙しく、収穫の機会を逃してしまい、大きく育ちすぎたしいたけです。
袋が全体的に白いのは、しいたけ達が胞子を出し始めたからです。
今回は7個で79グラムでした。
初日からのトータルは、115個627グラムです。
すべて取り終えたので休眠期間をスタートさせました。
休眠期間中も、栽培期間と同じようにブロックが乾かないように1日1回ほど霧吹きでお水をあげる必要があります。
(我が家は収穫開始早々から、霧吹きを結構な頻度で忘れて数日に一度慌ててしているような状態なのですが、それでも収穫できていました)
数日に一度を推奨しているわけではないですが、毎日し忘れたからと言ってそこまで落ち込まなくても大丈夫ですよ☆
成長記録(2回目)
12月25日〜1月22日の約4週間近く休眠させました。
- 10枚以下の場合は2周間程度でOKなのですが、それ以上の場合3〜4週間の休養が必要です。
- 冬場は菌の動きが悪くなるので4週間の休養が必要になります。(もりのしいたけ農園きのこ栽培塾より)
浸水時間は12時間から24時間ということで、丸一日させました。
ブロックを普通に置くと、浮いてくるので、水を入れたペットボトルなどで重しをし、浮いてこないようにすることが必要です。
かわいいバケツで給水させたい方は、もりのしいたけ農園からハロキティーとコラボしているバケツ付きセットも販売されています。
1月29日(7日目)
2回目の栽培になると、一気に個数が減ってきます。
途中青カビが発生してしまったのですが、スプーンで取り除けば問題ありません。
指で取るとカビの胞子がひらがってしまうので、スプーンで掬って取り除くのがいいそうです。(もりの産業きのこ栽培塾より)
2回目なので細かな成長の様子は割愛しています。
この日は5個58グラムです。
翌日くらいにもう一つ収穫したのですが、測るのを忘れて美味しくいただいてしまいました。
成長記録(3回目)
休眠期間を一ヶ月以上とり、2回めと同じように浸水後、3回目を行いました。
すると、まさかの2回めよりも育ち過ぎもありますが、多くの量を収穫することに成功しました♪
14個133グラムです。
もりのしいたけ農園栽培(1回目〜3回目)の総収穫量は?
今回約4ヶ月かけて、3回しいたけを栽培した結果・・・
総収穫量は、130個以上800グラム以上収穫することができました!!
物によっては4回目を行う事もできるのですが、暖かくなってきたので、今回は3回目で収穫を終えました。
収穫したしいたけは、収穫後30分ほど天日干しをして、ビタミンDの栄養価をあげてからいただきます。
(スーパーで購入したものも天日干しして、栄養価を上げるのがおすすめです。)
天日干しを短時間しただけでは、しいたけの香りは、ほとんどしないのですが、時間を長くして干ししいたけにしてから、水で戻し食べると、しいたけの独特の香りが強く出ます。
このため、しいたけの香りを楽しみたい人は一度干ししいたけにしてしまってから調理するのがおすすめです。
もりのしいたけ農園・おさらい
最後にしいたけ栽培キットのおすすめポイントのおさらいです。
- 短期間でにょきにょき伸びる(1周間〜2周間)⇒ 飽き性でも飽きる前に収穫できる
- お世話は霧吹きだけ ⇒ 忘れてもすぐに枯れない
- 原木栽培と違い匂いがマイルド(ほとんどしない)⇒匂いが苦手な人でもOK
- 年間を通して育てられる(初夏から秋までは温度管理必要)
霧吹きを数日に1回しかしていなかったというズボラな我が家でも十分に収穫を楽しむことが出来ました。
これなら、飽き性のお子さんでも楽しめると思いませんか?
我が家は娘が2歳の時から収穫を手伝ってもらって、一緒に楽しみながら食育をしています。
ぜひお子さんと一緒にしいたけ育ててみてくださいね。