マグフォーマーを選んだ理由・類似品(マグネットブロック)の安全性を考えてみる

    ↑この記事は、公式サイトで調べた内容、もしくは、実際にメーカーや販売代理店に問い合わせをした内容をもとに書いています。

    この記事は約6〜7分で読むことができます。

    数学的センス遊びながら育めると話題のマグフォーマー。

    でも、ボーネルンドが販売代理店になっているだけあって、結構高いですよね・・・

    そもそもの本家は日本の工房ながおかのマジキャップだと思うのですが、これも結構なお値段がします。

    (マジキャップのお値段1ピース200円〜400円近く)

    お値段も半分くらいでマグフォーマーの類似品もたくさん出ているのですが、子供に与えるおもちゃなので、安かろう悪かろうでは困る!!と思い、安全性などを調べ、まとめてみました。

    れい

    マグフォーマー正規品を購入するか、類似品にするか悩んでいらっしゃる方にぜひ読んでいただきたい記事です。

    タップできる目次

    安全基準の考え方・参考にした3つの安全基準

    安全性を考える上で、参考にしたのが、STマークやCEマークです。

    れい

    分かっているようであまり分かっていなかった、STマークやCEマークについて調べてみました。

    STマーク

    我が国で販売されるおもちゃの安全性を高めるために、玩具業界は、昭和46年(1971年)に、玩具安全基準(ST基準)を策定し、玩具安全マーク(STマーク)制度を創設しました。 
     ST基準は、玩具の安全基準で、機械的安全性、可燃安全性、化学的安全性からなっています。STマークは、第三者検査機関によるST基準適合検査に合格したおもちゃに付けることができるマークです。 

    STマークの付いている玩具は、「安全面について注意深く作られたおもちゃ」と業界が推奨するものです。

    出典:一般社団法人 日本玩具協会
    はる

    日本のおもちゃの為の安全基準のことなんだね

    このSTマークがついているおもちゃで万が一事故が起こっても、損害賠償保証がつくので安心です

    STマーク付の玩具で万一事故が起こった場合に、STマーク契約者(自社の玩具にSTマークを表示するため、当会とマーク使用許諾契約を結んだ者)が、必要かつ十分な救済措置(賠償)を行えるよう、当会では賠償責任補償共済制度を設けSTマーク契約者に加入を義務付けています。

    STマーク付の玩具が原因で発生した対人事故、対物事故においてSTマーク契約者が被害者に支払った法律上の損害賠償金や訴訟費用に対し、共済金を支払う制度です。補償額は対人1人1億円、対物2千万円、見舞金10万円を設定しています。

    出典:一般社団法人 日本玩具協会

    また、STマーク検索サイトでは、玩具安全基準番号を検索することができるので、そのマークが本物かどうかも判断できます。

    参考:「一般社団法人 日本玩具協会」

    CEマーク

    CEマークは、欧州の安全基準を満たしていることを証明するマークです
    (玩具のためだけではないので、様々なものについていたりします。)
    (玩具はEN71の基準を満たすとCEマークが付けられるそうです。)

    ただし、企業自身がEUの基準に適合していると宣言するもので、実は適合していなくても自己申告できてしまうという問題もおこっているようです。。。
    (CEマークが義務付けられている国(ヨーロッパなど)では虚偽記載の場合、処罰の対象となります)

    参考:「地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター」「日本認証株式会社

    ASTM

    ASTM規格は、世界最大規模の標準化団体であるASTM International(旧称 American Society for Testing and Materials:米国試験材料協会)が策定・発行する規格です。2020年現在、約12,000種類以上の規格が発行されており、その策定には世界各国から30,000 人以上のメンバーが参加しています。ASTM規格は任意規格でありながら、世界各国で法規制などの基準とされるなど、国際的に広く通用しています。 

    出典:リサーチ・ナビ 国立図書館

    ASTMマークもありますが、ASTMの規格に適合している場合、適合している規格番号をパッケージや商品の説明書に記載することができます。

    ただし、ASTM規格も、企業自身が適合していると宣言するもので、ASTMから認証や承認を受けたことを証明するわけでは無いそうです。

    参考「愛育ベビー SGマークとASTMF833について」「ASTM (米国試験材料協会)

    マグフォーマーと類似品の安全性を考える

    サイト(Amazon楽天市場)の商品説明と、販売業者に問い合わせた内容を合わせて記載しています。

    注意:品質を保証するものではありません。

    対象年齢・安全基準適合可否一覧

    以下に、マグフォーマーとその類似品の対象年齢、取得している安全基準について表にしています。

    玩具安全基準(STマーク)

    ○:STマーク検索サイトで合格番号を検索し、確認できたもの。

    △:商品説明に玩具安全基準合格と記載のあるもの。

    ー:記載がなかったもの

    CE・ASTM

    ○:商品説明に記載あり

    ー:商品説明に記載なし

    商品名対象年齢玩具安全基準
    (ST)
    CE
    (EN71)
    ASTM
    マグフォーマー3歳以上
    パワークリックス3歳以上
    マグブロック3歳以上
    NEOFORMERS3歳以上
    マグネットブロック(西松屋)1.5歳以上
    ※試験には合格しているがSTマーク無し
    (問い合わせで確認)
    MAGBLOCK6歳以上
    マグビルド3歳以上
    Magplayer6歳以上
    Jasonwell6歳以上
    Hanna Block6歳以上
    AOMIKS6歳以上
    iKing3歳以上
    QuqdPro3歳以上
    対象年齢と安全基準

    ※各販売業者に問い合わせをしたのですが、ほとんどの業者から明確な返事が返ってこなかったため、STマークの△は、
    ①基準には合格しているが、STマークを商品につけようと思うと登録料など必要なため登録をしていない。
    ②実際は合格していない。
    ③販売業者に連絡が取れず、実際はSTマークが付いているが確認できていないだけ。
    の3つのうちのどれかになります。

    STマークが付いていると、何か合ったときの保証があるので、気になる方はこのマークが確実についていることを確認されることがおすすめです。

    ※市場に「マーク」のない玩具も出回っていますが、決してそれらが安全ではないと言いたいわけではありません。

    ※マークを取得するのにお金がかかるのであえて取得しない場合も考えられます。(製品化する上で各基準の安全を確認していても)

    このため、これらの「マーク」のある玩具は、より消費者に分かりやすく、丁寧にしてくれているというように、選ぶときの目安にするのが良いと思われます。

    カタカナのマグブロックと、アルファベットのMAGBLOCKは別商品

    類似品の中に、同じ名前のものがあったりと、類似品の類似品というようなものもあるので、注意が必要です。

    【TKクリエイト マグブロック】

    出典:楽天市場 スポリラ

    製造販売業者と輸入販売業者

    メーカーについては、アマゾンの販売元や、アマゾンの販売業者を検索し、調べました。

    また、アマゾンの販売元からわからなかった場合(販売業者、メーカー名を検索してもでてこない場合)、輸入業者に問い合わせを行い回答があったものを載せています。

    商品名製造販売業者
    (メーカー)
    輸入代理店
    取扱業者
    マグフォーマーMAGFORMERS(韓国)ボーネルンド
    パワークリックスgaide craft(米国)トイザらス
    マグブロックTKクリエイト(東京)TKクリエイト
    NEOFORMERSNEOFORMERS(中国)慶之商事
    マグネットブロック(西松屋)SmartAngel(西松屋オリジナルブランド)西松屋
    MAGBLOCK杭州 メイジ 玩具株式会社(中国)めいじ
    マグビルドキットウェル(大阪)キットウェル
    Magplayer中国SHOP SHIMATARO
    JasonwellJasonwell(中国)Jasonwell JP
    Hanna BlockHanna Block(中国)Hanna Block
    AOMIKSAOMIKS(中国)Aomiks JP
    iKingiKing(中国)KINGSTAR
    QuqdProQuqdPro(中国)各販売業者
    メーカーと総輸入代理店(輸入代理店)

    アマゾンや楽天で販売されている類似品の殆どのメーカーは中国でした。

    このためか、商品説明が怪しいものが多く、怪しい翻訳のまま、いろいろな通販サイトで同じ説明の文章が転用されていたり、写真も合成写真が散見されました

    また、バリの残っているものであったり、傷がついているものがあるという口コミが多く見受けられる商品もあり、購入する場合は、信頼の置けるメーカーかどうかも判断基準にする必要があると感じました。

    ちなみに、トイザらスで取扱のある、パワークリックスのメーカー、gaide craftは1966年創業の歴史のある玩具メーカーです。

    マグブロックのメーカーである、TKクリエイトは2014年創業と若い企業で、知育玩具、フィットネスを中心に展開中です。

    NEOFORMERSは、慶之商事が独占代理店で、お問い合わせなど、とてもレスポンスが良かったです。

    我が家の結論

    れい

    我が家は、心配性なので、信頼できるメーカーのものか?ということに視点をおき、マグフォーマーにしました。

    (ボーネルンドのギフト券を頂いていて安く購入できたのも大きいです。)

    もちろん、きちんとしているところもあると思いますが・・・

    アマゾンで類似品を見たところ、あまりにも怪しい翻訳が多すぎて、書いている安全基準などが信じられなかったというのもあります。

    今回改めて、調べ直してみて、磁力などは分からないですが、トイザらスパワークリックスや、ST基準合格を確認できた、TKクリエイトのマグブロックNEOFORMERSも買い足す候補としてはありなのかもと思いました。

    スクロールできます
    商品名対象年齢玩具安全基準
    (ST)
    CE
    (EN71)
    ASTM輸入代理店
    取扱業者
    マグフォーマー3歳以上ボーネルンド
    パワークリックス3歳以上トイザらス(gaide craft)
    マグブロック3歳以上TKクリエイト
    NEOFORMERS3歳以上慶之商事
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    れい
    二児(早生まれ4歳&0歳)のママ。
    徹底的に比較、検討することが大好きな理系女です。
    子供のウキウキ・ワクワクを大切に育てることを目標に日々試行錯誤しています。

    当サイト「天ソダ」は、全ての子供は生まれながらの天才!!
    一緒に「ウキウキ・ワクワク」学ぶことを楽しみながら才能を伸ばしてあげたいという思いで名付けました。

    通信教育、おもちゃ、工作キットなどなど、【学ぶ】を楽しめるサービスや情報&ママのキャリアアップなど、リアルな声と共にお届けします。

    お子さんにあったサービスを見つけられるお手伝いができていたら幸いです♪
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