↑この記事では、実際にモコモコゼミ年少コースを受講した内容や、感想をレポートしています。
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2歳でもモコモコゼミをお試し受講したのですが、難しくて断念。
1年経ったので娘もレベルアップしているかな?と思い年少コースを再び受講してみました。
気になるレベルや、料金など詳しくご紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
今回は、モコモコゼミ年少コースを実際にやってみての、正直な感想を教材の写真付きでお伝えしたいと思います。
早生まれの娘が3歳になったあとすぐの、2022年度4月号の年少コース(3〜4歳)レビューです。
※教材の写真は、許可をいただき載せているものになります。
※最新の情報はモコモコゼミ公式サイトでご確認ください。
2歳児プレコースの年齢では、こどもちゃれんじ、モコモコゼミ、幼児ポピー、がんばる舎の4つを試し、娘のレベルに合っていたこどもちゃれんじ ぽけっとを受講しました。
モコモコゼミは小学校受験を見据えた通信教育
モコモコゼミは、幼児教育・小学校受験のパイオニア「こぐま会」教材による幼児通信教育です。
また、中学受験の名門進学塾「SAPIX(サピックス)」の通信教育とも提携しており、中学校受験も見据えた対策が出来るそうです。
お受験をするご家庭に向いている通信教育というイメージです。
モコモコゼミの気になる教材内容は?
コース名 | 毎月届く教材 |
---|---|
プチコース(1〜2歳) | カード教材・パズル・塗り絵・モコモコシール・出席簿 |
プレコース(2〜3歳) | 冊子教材・付録教材・塗り絵・学習の手引き・チェックシート・モコモコシール・出席簿 |
年少コース | 冊子教材・付録教材・塗り絵、はさみ切り・学習の手引き・チェックシート・モコモコシール・出席簿 |
年中コース | 冊子教材・付録教材・塗り絵・学習の手引き・チェックシート・モコモコシール・出席簿 |
年長コース | 冊子教材・付録教材・塗り絵・学習の手引き・チェックシート・モコモコシール・出席簿 |
かんがえるさんすうコース | 冊子教材 |
教材は、カラーの紙教材がメインで、プラスチックなどの知育玩具などは付きません。
こどもちゃれんじのようにおもちゃが届いてお部屋が汚れる・・・とお悩みに方に、おすすめです。
気になる料金は?
コース名 | 月額料金 |
---|---|
プチコース(1〜2歳) | 1,408円 |
プレコース(2〜3歳) | 2,662円 |
年少コース | 2,662円 |
年中コース | 2,662円 |
年長コース | 2,662円 |
かんがえるさんすうコース | 1,628円 |
入会金は無料です。
ただし、各コース料金に毎月送料として、330円がかかります。
送料について紹介されていない方も多いのですが、実は送料が毎月かかります。
残念なことに、1年分をまとめて払い出して届けてもらう場合も、330円×12ヶ月分の送料がかかります。
参考として、他の3歳年少コースの料金はこちらです。
通信教育 | 一ヶ月あたりの料金(年間一括払い時の金額) |
---|---|
モコモコゼミ | 2,992円(送料込み) |
こどもちゃれんじ ほっぷ | 2,990円(2,460円) |
幼児ポピーきいどり | 1,500円(1,425円) |
Z会 年少コース | 2,500円(2,125円) |
がんばる舎(すてっぷ2) | 950円(871円) |
モコモコゼミには、一括払い時の割引サービスは残念ながらありません。
他社と比較してもそこそこなお値段がかかります。
次に、毎月これだけのお値段を出してする価値があるのか、問題のレベル、解説書の詳しさ、教材の中身を詳しくレビューしていきたいと思います。
月に3,000円近くする価値はあるのか、正直にレビューしていきます。
モコモコゼミ 年少コース 我が家の口コミ
モコモコゼミが到着
モコモコゼミは、真っ白な封筒で、送り主の名前が記載されていない状態で届きます。
一瞬どこから送られてきたのか、疑ってしまうのですが、あからさまな通信教育の封筒などだと、子供がいることが分かってしまうので、その対策だと思われます。
個人情報保護の観点から、お子さんの名前に関しては、ニックネームの登録のみになっています。
届いた中身は?
- 冊子教材(チェックシート・出席簿一体型)
- 付録教材(大きさカード)
- 塗り絵&切り紙合わせて3枚
- 学習の手引き
- モコモコシール
- キャンペーンなどお知らせの紙
教材レビュー
冊子教材・モコモコゼミ
モコモコゼミの気になる中身を公式サイト「モコモコゼミ」に掲載されている、今月のカリキュラムと照らし合わせてご紹介します。
年間カリキュラムはこちらです。
- 表紙の裏:チェックシート
- P1〜3:おはなし(大きさ比べ・計数・季節の常識)
- P4〜7:大きさくらべ(大きさ比べ)
- P8〜10:どこにあるかな?(生活の中の位置)
- P11〜13:いくつあるかな?(計数)
- P14〜16:おなじのどれ(同図形発見)
- P17〜19:しっているかな(食べ物・動物の名称)
- P20:はるのもの(季節の常識)
- 裏表紙の裏:解答
- 裏表紙:出席簿
※()内はカリキュラム
中身を詳しくご紹介したいと思います。
表紙の裏
繰り返し学習を促すために、3回分のチェック欄があります。
問題冊子は一冊なので、コピーして使うか、ラミネートをして使うか、手軽なのはクリアポケットに入れて、上から水性ペンで記入し、水を含ませたスポンジやおしりふきで拭く方法です。
P.1〜3おはなし
いち、に、さーんだよ♪
最初のページなので、結構簡単。
最近数字を少しずつ意識できてきているので、ほんの2〜3分で終了しました。(娘は早生まれ)
次のページはよくある、迷路です。
ここで、気づいていただきたいのが、問題文の「みどりいろのせん」をひいてくださいのところ。
何色かの指定もあるので、何色か用意し、その中から、問題に沿った色を選択させる必要があります。
昨年のプレコースも驚きましたが、さすが受験対策教材、問題文が細かいです。
余談ですが、娘は、まさかのあひるの親子の隙間を通らせました。
P4〜7 おおきさくらべ
まだまだ優しい問題です。
指をさすだけなので、すぐに終わってしまいますが、徐々に質問もレベルアップしていきます。
ちゅうぐらい・・・?
2つのものがあって、大小を比べるのは簡単なのですが、3つになると急に難しくなります。
最初の問題では、「ちゅうぐらい」という表現の仕方がまだ分かっていない娘は苦戦しました。答えは(赤い服)
2番目、3番目の問題では、答えはそれぞれ(一番大きい服)(一番小さい服)なのですが、この「一番」という表現が難しいです。
親向けの「がくしゅうのてびき」には、どのように教えていくのか丁寧に解説してあるので、これを参考に娘に教えていきます。
P8〜10:どこにあるかな?
ここー(指差しだけ)
指で指すのは簡単なのですが、考えを言葉にするのは難しいですよね。
考えていることを言語化するトレーニングのような問題です。いかにも受験という感じがします。
「がくしゅうのてびき」には、どのように勧めていけばよいか、詳しく書いてあります。
次の問題は、対応を考える問題です。
色は無視してしまっているのですが、なんとか意味は理解した様子の娘でした。
対応を理解するのは結構難しいのでは?と個人的に思いました。
P11〜13:いくつあるかな?
さーん。
数字は言えますがその分の個数の丸を書くのは難しかったみたいです。
クレヨンを持ったら、自由に描きたいと思うお年頃なのか、説明を無視して、沢山の雷を書き出しました。
この問題のポイントとしては、数を数えることと、その下にその分の丸を書くという行為を連動させることなのですが、これが難しいです。
これも「がくしゅうのてびき」にポイントとして詳しく解説してあります。
P14〜16:おなじのどれ(同図形発見)
これも細かくみないと答えられない問題です。
個人的には、昨年4月に試したプレコースの、同じのどれ?の最終問題の方がえげつなかったのですが、これもこれで、よく見比べる練習になりそうです。
P17〜19:しっているかな(食べ物・動物の名称)
うーん。レタス?きゃべつ?
かわいいイラストすぎて、読み取りにくいものもあったりします。
最初のおはなしのイラストも、イラストが抽象的過ぎて娘はたんぽぽなのか・・・?ちゅーりっぷなのか・・・?となっていました。
イラストが可愛いのはいいのですが、可愛すぎてわかりにくいのが玉に瑕という感じがします。
P20:はるのもの(季節の常識)
はるのもの
個人的に、今回のワークの中で一番難しかった問題がこの季節の問題です。
季節に応じての特集が組まれて紹介されている教材は多いかと思うのですが、この年齢で季節のものを選ぶというのはなかなかに難しいと思いました。
(⇒3歳半にもなれば理解していたので、年度初めのお子さんだと簡単かも?)
娘に説明しても「へー」っという反応でした。
目標としては、徐々に季節を感じ取れるようになれば良いとのことなので、のんびり構えておくことにします。
裏表紙の裏:解答
解答はとってもシンプルに書いてあります。
解説に関しては、「がくしゅうのてびき」に詳しく書いてあるので、そちらを一つ一つじっくりと読みながらすすめると、とても賢くなりそうな気がしてきます。
解答はあくまでも答えだけなので、「がくしゅうのてびき」をみながら教えてあげることになります。
裏表紙:出席簿
すべてできたら、裏表紙にシールを貼って完成です。
1ページあたり、簡単なものもありますが、5分から10分くらいかかりそうです。
(難しい問題は、少し考えたら「がくしゅうのてびき」をみながら解説するため10分くらい)
付録教材(大きさカード)
大きさカードで、「一番大きい」、「ちゅうぐらい」「一番小さい」をマスターしていくようになっています。
遊んでいくうちに紙タイプだとすぐにボロボロになるので、ラミネートしてから遊ばせるのが良さそうです。
塗り絵&切り紙合わせて3枚
ペラペラの紙ではなく、少し上質な紙なので持ちやすく切りやすそうです。
娘にとって、直線切りは簡単で、形に切るのは難しいというか、形に沿って切るというのが今ひとつ分かっておらず、まあるく切っている様子です。
我が家の口コミ(感想)
正直にお伝えします。
- 「がくしゅうのてびき」が一つ一つ詳しく書いてあり、どのように子供に教えていってあげたらいいかが分かりやすい。
- 子供の言葉で説明させる問題が多く、考える力がつきそう。
- 問題文が細かい(色の指定)ので、よく文を読んで考える子になりそう。
- ワークの冊子が、針や糸で止めていないので、簡単に切ってラミネートやファイルに入れて加工しやすい。
- カラーなので子供の気を引きやすい。
ワークの問題一つ一つに解説が詳しく書いてあり、どのように子供から言葉を引き出せばいいのか書いてあるので、子供の考える力が付きそうです。
- ひらがなの読み書き練習がない。
- 生活面のページがない。
普段、こどもちゃれんじ ほっぷや、Z会をしていて、それとの比較になるのですが、鉛筆を持たせて、線を引く練習のワークや、ひらがなを読ませるワークが無いことに少し驚きました。
もしかしたら、コースの途中や、年中コースで出てくるのかもしれませんが、モコモコゼミは思考力育成型の通信教材なのかな?というイメージです。
生活面のページもないので(あいさつ・手洗いなど)、お家でしっかりと教育をしないといけません。
- イラストが可愛すぎて、物の名前を答える時に分かりにくいところがある。
- お値段が高い。
実際にこぐま会に通うのに比べたら、随分とお安くはありますが、余裕のあるご家庭向きだと感じました。
余裕のあるご家庭向きと言っても、ワークをラミネート加工やファイルに入れて使うことにすると、兄弟での使い回しができるので、コスパを良くすることは可能です。
モコモコゼミがおすすめだと思う人
小学校受験にまで対応している通信教材は調べたところ他にはありませんでした。
このため、幼児教育・小学校受験のパイオニア「こぐま会」の教材や中学受験の名門進学塾「SAPIX(サピックス)」と提携しており、質の高い教材を試してみたい方や、幼児教育に強い関心のあるご家庭におすすめです。
モコモコゼミが向かない人
こぐま会の教材は、子供のひらめきと思考力を育むために作られたプログラムです。
このため、モコモコゼミには、こどもちゃれんじ や、Z会、幼児ポピーに見られるような、生活習慣(トイレトレーニング等)は組み込まれていません。
生活習慣については、こどもちゃれんじ ほっぷや、Z会、幼児ポピーなどで補うか、ご家庭でしっかりと教えていく必要があります。
見逃し注意!!無料お試しキャンペーン
モコモコゼミは頻繁に一ヶ月無料お試しキャンペーンを行っているので、この機会を見逃さずぜひお試ししてから、決めてあげてくださいね。
早生まれの娘には少し難しく感じるところもあり、これが4月、5月生まれのお子さんだと、また簡単すぎるように感じるのかもしれないです。
お申し込み方法はこちら、をクリックして住所など必要事項を申し込むだけでOKです。
回数縛りもなく、無料お試しキャンペーンだけで退会してもOKです。