↑この記事では、実際にポピーきいどりとZ会を併用し、比較した内容を記載しています。
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最初にどういううご家庭がどちらに向くかおすすめを申し上げておくとこちらです。
ポピーきいどりは、遊びながらワークをしていくイメージで、Z会はワークをするぞ!というかっちりした感じになります。
今回は2022年度のポピーきいどりと、Z会年少コースの比較になります。
最新の情報は、各公式サイト(ポピー公式サイト・Z会公式サイト
ポピーの他の記事に関してはこちらもぜひ御覧ください。
Z会の他の記事に関してはこちらもぜひ御覧ください。
ポピーきいどりとZ会ってどんな教材?
比較のまとめ
比較 | ポピーきいどり | Z会年少 |
---|---|---|
教育方針 | 「10分よりそい、子どもには、たのしい勉強を!」 | 主体的に学ぶ「あとのび力」を身につける |
月額料金(年間払時) | 1,500円(1,425円) | 2,500円(2,125円) |
教材の量 | きいどり(P66) | ぺあぜっと(体験型教材・毎月4回) かんがえるちからワーク(毎月30回) いっしょにおでかけブック(絵本型教材・P16) |
レベル | 易しい(Z会と比較) | 難しい(ポピーと比較) |
付録 | 毎月何かしら付く | 時期によって、ポスターとひらがなカード | 入会時にぞうさんプレート
親向け情報誌 | ||
サポート | ポピー診断等 | 子育て相談サービスわからない問題の解説を聞くことは可能 |
メリット | 子育て相談などのサポートがある | 料金が安い親向け情報誌の解説が詳しい | ワークの量が多い
デメリット | ワークの量(問題数)が少ない | ぺあぜっとが面倒くさいときがある |
教育方針
分かりやすく解説するね。
ポピーの教育方針
ポピーの教育方針は、
「10分よりそい、子どもには、たのしい勉強を!」
です。
ポピーでは、子どもに寄り添い、楽しむことを大切にしています。
また、「こころ・あたま・からだ」をバランスよく伸ばし、特に「生きる力」や「賢さ」の基盤づくりを重視しています。
この、「10分よりそい、子どもには、たのしい勉強を!」については、ポピーの無料お試し見本を請求した時についてくる、家庭教育の手引きに詳しく載っています。
長くなってしまうので、気になる方は、ポピーの無料資料請求をしてチェックしてみてくださいね。
Z会の教育方針
Z会の教育方針は、
主体的に学ぶ「あとのび力」を身につける
です。
Z会のワークは、先取り的な要素もありますが、思考させる問題が多いです。
また、毎月決まった数の体験学習があり、この体験を通して、主体的に学ぶことが出来る子になることを目標にしています。
料金
比較 | ポピーきいどり | Z会年少 |
---|---|---|
月額料金(毎月払い) | 1,500円 | 2,500円 |
月額料金(半年払い) | ー | 2,375円(5%引き) |
月額料金(年間払い) | 1,425円(5%引き) | 2,125円(15%引き) |
料金は圧倒的にポピーの方がお安いです。
コスパで選ぶならポピーだね
教材の量
きいどり
きいどりの場合、ストーリーの自然な流れの中で、以下のものが1冊にまとまっています。
(⇒ 年中あかどりになるとワークが分かれます。)
- 言葉・文字・数について取り組むページ、
- 工作として、切ったり、はったり、誌面を使って遊ぶページ
- 物語のページ
- 体を動かすページ
すべてのワークが一冊なので、一つ一つのワークの量はそれほど多くありません。
しかし、工作など紙面を使って遊ぶページはやりごたえがあり、我が家の場合、1時間半から2時間くらいかかります。
詳しい中身については次の項でご紹介します。
Z会
Z会の場合、一つ一つワークが分かれており、毎月するワークの課題数が決まっています。
- ぺあぜっと(月4回の体験課題)⇒ 年中・年長につれて課題数もUP
- かんがえるちからわーく(月30回)
- いっしょにお出かけブック(絵本型教材・P16)
ぺあぜっとの場合、1回10分〜1時間を目安に作られています。(Z会公式サイト)
かんがえるちからわーくは、1回5〜10分の目安とされていますが、我が家は3〜5分くらいで終わっています。
レベル・内容
ポピーきいどり、Z会年少コースの2022年度5月号(同年・同月)の比較をしています。
最新の情報は各公式サイト(ポピー公式サイト・Z会公式サイト
ことばのワークの比較
ポピーきいどり | Z会年少 | |
---|---|---|
学習内容 | 4〜1月:テーマのひらがなを覚える 2〜3月:ひらがなを段で言う | 4〜9月:ひらがな1文字を読む 10〜3月:単語を読む 2〜3月:一画の文字のなぞり書き |
特徴 | ひらがなを段で覚えていく | ワークの問題を数多くこなす |
ポピーきいどり
か、き、く、け、こ
毎月課題としているひらがなの行があり、その段落ごとに読めるように練習していきます。
ワークは今月のテーマのひらがなに慣れるように構成されています。
Z会年少
毎月課題として学ぶひらがなは決まっていますが、行はバラバラです。
また、ポピーのように学ぶひらがなを最初にまとめているページなどはなく、ワークで問題をガンガン解いていく形式です。
例:5月号は、え・ん・さ・き・ひ・へ・こ・に
Z会はある程度ひらがなが分かっている人向けだよ
かず・かたちのワークの比較
ポピーきいどり | Z会年少 | |
---|---|---|
学習内容 | 4月:1〜3 5〜6月:1〜4 7〜10月:1〜5 11〜2月:仲間分け・規則性・複合図形・1〜5 3月:1〜10までの順番 | 4〜6月:1〜3 7〜11月:1〜5 12〜3月:1〜10 年間を通して、平面図形、立体図形、大小・長短など |
特徴 | スモールステップで数字を覚える | 毎月似た問題を繰り返しながらステップアップしていく。 |
ポピーきいどり
最終目的は1から10までの数字を読めるようになることですが、Z会に比べて、スモールステップで学んでいきます。
数字の触れ方は、問題としてだけではなく、物語の中で、さり気なく数字や形を入れて自然に学べるようにしています。
触れる問題数は少ないのですが、楽しく数字に慣れていくことが出来るような構成です。
Z会年少
Z会の場合は毎月前号と似たような問題があり、少しずつレベルをあげていくようなワークの構成になっています。
数の概念だけではなく、数字を見つける問題もあり、学習要素が強めのワークです。
ポピーは楽しみながら数字に慣れていく感じで、Z会は何回も繰り返していくことによって理解していくイメージです。
理論・考えるワーク
ポピーきいどり
Z会と比較すると、手を動かしながら楽しく考えられるような問題です。
Z会年少
条件整理力や、分類する力等、頭の中だけで考えて、説明する問題があり、思考力が鍛えられるような問題です。
また、各問題に「もっと」の枠があり、より学べるようになっています。
工作のワーク
ポピーきいどり
きいどりのページでについていたり、付録でついていたり様々ですが、毎月、ハサミを使ったり、のりを使ったりするワークがあります。
Z会年少
かんがえるちからワークでは、残念ながら工作のページはありません。
そのかわりに、ぺあぜっと(体験学習)で、毎月工作のページがあるわけではないですが、ハサミを使ったり、月によって洗濯ばさみや、アルミホイル等、様々なものを使って体験しながら学んでいきます。
物語のページ
ポピーきいどり
毎月物語が1つ掲載され、読み聞かせ配信もあります。
Z会とは違い、問いかけなどはなく、普通の絵本です。
Z会年少
絵本型教材の「いっしょにおでかけブック」が毎月あります。
「絵本型教材」と言われるだけあり、絵本の所々に問いかけがあり、一緒に読みながら会話して学ぶ絵本になっています。
著作権の関係で表紙のみのご紹介なのですが、無料お試し見本を請求すると、このお出かけブックに関しては、同じページ数のお試し版が貰えるので、気になる方は、ぜひ資料請求して確認してみて下さい。
>>無料お試し見本で「いっしょにおでかけブック」をもらいたい方はこちら(Z会公式サイト)<<
シールのワークの多さ
ポピーきいどり
毎回2ページ分のシールがたっぷり付いてきます。
シールがいっぱい付いているからシールが好きな子にぴったりなの
Z会年少
5月号は使ってしまったので8月号を例にしています。
かんがえるちからワークと、ぺあゼットで約1ページ分のシールです。
各ワークのいいところ
ポピーきいどり
柳澤秋孝先生監修の運動遊びのページがあり、体の使い方も一緒に学ぶことが出来ます。(毎月ではない)
Z会年少
食育につながるワークや、お手伝いにつながるワークなど、生活や自然に関することはぺあぜっと(体験学習)を通して学んでいきます。
解答ページの分かりやすさ
ポピーきいどり
一つ一つのワークに関して、解説がついています。
また、子どもにどのように接して教えていってあげたらよいかの記載があります。
Z会年少
かんがえるワークの解答は、ぺあぜっとi見開き1ページにすべて載っており、丸付けのコツや、発展など、必要な問題にだけ解説がついています。
ぺあぜっと(体験学習)に関しては、各回それぞれ写真のような詳しい解説が載っています。
どうやって、体験から学びにつなげるのか、詳しく知りたい方は Z会がおすすめです。
付録
ポピーきいどり
ポピーの場合、季節に合わせたポスターや、ごっこ遊びが出来る紙付録等、毎月何かがついてきます。(デジタルの時もある)
⇒気になる方はポピー公式サイトで確認してくださいね
Z会年少
5月号の付録は無し
年間を通して、時期によってポスターや、カードが貰える。
サポート体制
ポピーきいどり
教材を届けるだけではなく、子育てや、学習に役立つサービス・イベントを行っています。
- 子育て相談サービス
- ポピー診断(年少から)⇒子供との関わり方についてのアドバイス
- 年賀状コンクール(年長から)
気になる方はポピー公式サイトを御覧ください
小学生以上になると利用できるサービスがもっと増えます。
Z会年少
問い合わせなどすることは可能ですが、ポピーのように子育て相談などをしてくれるサービスは今の所ありません。
親向け情報誌
ポピーきいどり
脳科学の専門家の篠原菊紀先生のコラムが載っていたり、会員同士の投稿や、お悩み相談が載ってます。
Z会年少
メインは、ぺあぜっとの解説ですが、専門家のコラムや、毎月おすすめの絵本を紹介しているページもあります。
ぺあぜっとの解説が詳しく、子どもにどのように接し、どのように学んでいけばよいか分かるようになっています。
我が家の感じるメリット・デメリット
メリット(個人的に良いなーと思っているところ)
ポピーきいどり
オールカラー&シールも沢山ついており、付録も頑張っていると思います。
また、子どもが楽しく遊びながら学べる工夫がされているので、初めての通信教材におすすめです。
Z会年少
考えさせる問題が多く、理論的思考を育てている感じがします。
ワークの量が多く、ぺあぜっとに関してはとても詳しい解説付きなので、しっかりと学ばせたいご家庭におすすめです。
デメリット(改善してくれると嬉しいところ)
きいどり
きいどりは工作などがあるので、やりがいはあるのですが、問題として解くワークの量が少ないので、少し物足りないかなーと感じる時がありました。
もう少し多く問題を解きたい方は、市販のワークや、追加で他の通信教材(Z会・がんばる舎)を頼むほうが良いのかな?という感じがします。
Z会年少
Z会の場合、ワークの問題数の量はあるのですが、ポピーと比べると高く感じてしまうかもしれません。
ぺあぜっとの体験学習は、準備するものがあったりするので、きいどりのようにワークだけで済むのに比べると、ちょっと面倒くさく感じることもあります。
まとめ
実際に受講してみて、どのような方におすすめかというとこちらです。